ブランマンの定義に対する反論:
न युक्तं भूतयोनित्वं
साधनान्तरवर्जनात् । एकस्माच्चेतनाद्भूरिजडानामप्यसम्भवात् ॥१९॥
na yuktaṃ bhūtayonitvaṃ sādhanāntaravarjanāt | ekasmāccetanādbhūrijaḍānāmapyasambhavāt ||19||
bhūtayonitvaṃ (1/1) (ブランマンが)全ての物の創造の源であることは、
sādhanāntaravarjanāt (5/1) 資源や補助的原因など、他の要因が無いということから、
yuktaṃ (1/1) 可能では
na (0) ありません。
api (0) また、
ekasmāt (5/1) ひとつの
cetanāt (5/1) 意識的な存在から
bhūri-jaḍānām (6/3) 沢山の非意識的な存在が生まれることが
ambhavāt (5/1) 不可能であることから、(ブランマンは創造の源では有り得ません。)
v 反論者が指摘している矛盾点は何か?
v 創造に必要な要素とは?
v ブランマンが唯一の存在なら、創造に必要な要素が揃わない。
v Cause(元の要因)は、Effect(それから作られたもの)とは別の物では無い。例えば、土が、それから出来た壷とは別の物では無いように。
v 一つのブランマンから沢山の物が創造される、とは不可能ではないか?
v 意識的な存在であるブランマンから、非意識的な物体が生まれるのも不可能ではないか?
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